エッセイ

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うわっ!ダマされた大賞2022〜欧州美人と急襲魔人

今日はファッションショーを前日に控えたリーハーサルの日。本番さながらの髪型、メイク、衣装で練習に臨む。第一ラウンド「ヘアセット」編でMIWAさん(この施設の首領)の前に、完敗した僕。第二ラウンドは、「メイクアップ」だ。(「ヘアセット編」を読...
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ファッションショー前日〜拷問ヘアセット

今日はファッションショー前日、リハーサルの日だ。(ファッションショー参加の経緯を語った前作はこちらから)今回のファッションショー何がすごいって、「ヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、ファッションコーディネーター」プロの手厚いサポート...
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バイオテロ

AM0:00それはホステルの一室で、トルコ人美女ヤームルが放った言葉がきっかけだった。「ねぇ、なんか部屋臭くない?」一瞬の静寂、のち多数の賛同者が現れる。「やっぱり?俺も臭いと思っていたわ」「これ何の臭いだろうね?」部屋はざわつく。僕は寝ぼ...
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ハロウィン天国、ハロウィン地獄

日本では毎年10月末になると、日頃の鬱憤を晴らさんと、渋谷に成人お化けたちがはびこる。言い方に棘があるって?それでは、かっこよく言い直そう。渋谷に成人お化けが跳梁跋扈ちょうりょうばっこする。(訳:好ましくないものが、好き勝手に振る舞い、はび...
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サンタの癖がすごいんじゃ

この日、僕はフィンランド北部にある「サンタクロース村」に来ていた。「サンタさんに会う」という目的を果たすために。サンタさんなんてポケモンと同じ位置付けで、架空の生物だと思っていたけれど、どうやらこの村に実在する人物だという。「死ぬまでに一度...
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ハロウィンの思い出〜「クノールの苦悩」

僕はハロウィンに決まって買い物へ行く。特に目的はない、ただ、イベントの日は家でじっとしていられない性分なのだ。毎年、野菜コーナーへ行くと、必ずある売り文句。“ハロウィンの夕食にカボチャはいかがですか!?”「なんてご都合主義のスーパーだ。普段...
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クイズ200人の壁「ぼくvs小中学生200人」

フィンランドで働き始めてから、ここまでたくさんの人に出会ってきた。みんなナイスガイで、優しくて、「出会えてよかったなぁ」と思える人ばかりだ。ただ、一つだけ、文句を言わせてほしい。「名前が覚えられないんじゃ。」僕の職場は公立学校。小学生から中...
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僕のおばさま鑑賞inフィンランド

先日、ミュージカルに行った。人生初の海外ミュージカルはまさかのフィンランド語だった。ホストマザーの恩師(彼については前話参照)が僕らをミュージカルに招待してくれたのだ。普通に買ったら1万円近くかかる講演、手書きの招待状で入場許可が降りるなん...
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チキチキバスレース

この日、僕は町外れにある先輩宅で食事をしていた。ハヤシライスを食っていた。(前作参照)満たされる心とお腹。あまりの充実した時間に、思わず時の流れを忘れる。気づけばもう18時。僕は18時40分の電車で帰ることになっている。急がなければ。先輩宅...
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米の禁断症状と忘れられたHAYASHI

フィンランドに来てまだ三週間しか経っていないのに、僕は早くも日本食が恋しい。寿司にカツ丼、親子丼、天丼、うな丼、鉄火丼、、、、考えただけで腹が鳴る。決してこちらの料理がまずいわけではない。ただ、ライ麦パンとじゃがいもがメインの食事は、口内の...