Fazerチョコ15フレーバー試してわかった本当にうまいやつ/食べてはいけないやつ

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「Fazerのチョコ、フレーバーが多すぎて悩んでいる」「どうせ買うなら一番美味しいフレーバーを食べたい」そんな方に向けてこの記事を書きました。
これを読めば、「本当に買うべきフレーバー」と「“食べるな危険”のフレーバー」がわかります。
15種類のフレーバーを辛口で採点しました。詳細なレビューも載せましたので、買う際の参考にしていただけますと幸いです。

「レビューどうでもいいから早く結果知りたい」という方は目次から飛んでください。

Fazerチョコレビュー(15フレーバー)

*1 公正を期すため、食す順番はランダムです。
*2 味は個人的な感想です。異論は認めます。叩かないでください。

エントリーNo.1「キャラメル」

無難なところからのスタート。

キャラメルらしく、トロッとしたものを想像していたら、
「ジャリッ!!」
想定外の食感。あまりの衝撃に目が覚める。

どうやら「塩」の粒が練り込まれているらしい。ポリポリポリ、食感は悪くない。
ただキャラメルの「甘さ」が目立ちすぎて、ソルティが行方不明。
チョコの甘さとポリポリ食感だけが生き残っている。

早々に飽きるふたかけ目。
もう少し甘みの主張を抑えれば、甘みと塩味のハーモニーが生まれていいかも。

登山とか、カロリー摂取必要なタイミングに最適そう!(誰得情報)

[usrlist 甘さ:5 “衝撃度:4” フレーバーとの相性:3]

エントリーNo.2「リンゴ&ヘーゼルナッツ」

冬季限定フレーバー。僕はこの「季節限定」って言葉に懐疑的だ。80%の確率で外れると思っている。

「定番」と「季節限定」って、「サンドウィッチマン」「ジョイマン」くらい差があると思っている。(ちょっと何言ってるか分かんない)

だから期待していなかった。
「まことにすいまめ〜ん」

はい、ごめんなさい。真面目にレポします。
香りは意外にもビター。カカオの効いたブラックチョコレートの香り。

いざ、実食。

「!!!!!」

噛んだ時にフニっとした果肉を感じる。(リンゴフレーバーのグミ?)

チョコ自体がビターなのもあり、リンゴの風味が際立つ。甘みとフルーティーさがマッチしている印象。
そして時折、ナッツがボリボリ。

「期待していない」とか言ってごめんな。
想像の3倍美味かったわ。

ただ強いて言えば、若干、リンゴの甘ったるさが後を引く。(作ったリンゴ味)
リンゴフレーバーのお菓子が好きな人にはいいかも。

[usrlist 甘さ:3 “衝撃度:5” フレーバーとの相性:5]

エントリーNo.3「ラズベリー」

出ました今回のレース優勝候補
「ラズベリーとチョコ」いやいやこんなの美味いに決まっているじゃん。

香りは、ベリーとホワイトチョコ。悪くない。

期待を込めて「ガブリ」。

甘さと異様なザクザク感。その正体は中の赤い粒
最初はベリーの種?と思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。

この赤い粒が化学味
スパイスみたいに口に残る。

「嫌な感じ。嫌な甘みじゃ。」

期待値が大きかった分、失望もでかい。
こいつはもう買わない。

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:3” フレーバーとの相性:1]

エントリーNo.4「グリーンボール」

はい、今大会1の不審者「グリーンボール」きました。

「あぁ〜、グリーンボールね」ってならない。これは一体何味だ?

パッケージにはウィルスみたいな緑の物体。
チョコを割ってみる。中に「緑のまりも」が埋まっとる!

においをクンクン。
チョコの匂いじゃない。トイレの芳香剤をうっすら連想させる化学のにおい(失礼ですね)

怖い、食べるのが怖いよ。
恐る恐る、パクリ。

「うわぁ」

情けない声が漏れる。

噛むと歯にくっつく何かがいる。さっきのまりもに違いない。
ゼリービーンズみたいな食感、味は例えるならメロンソーダ?

チョコにメロンソーダ味のグミ、、、、「The海外」って感じ。日本じゃ受け入れられない。
でもこっちは逆に堂々と「化学化学」していて清々しい。

口に残る後味は、ガリガリ君ソーダを連想させました。チョコなのに。

[usrlist 甘さ:3 “衝撃度:5” フレーバーとの相性:1]

うぅ、、、今のところ幸せよりダメージがでかい、、、

ここで口直しの味噌汁タイム。
こんなこともあろうかと、フリーズドライ味噌汁持ってきていたもんね。

味噌汁は偉大だ。それはオアシス。
傷ついた僕の心を癒してくれる。

現時点での結論
「結局、味噌汁が一番美味い」(一番聞きたくない言葉)

しょっぱさで化学と甘みを流したところでバトル再開。

エントリーNo.5「ヘーゼルナッツ」

始まる前は天国だと思っていたこの「チョコタイム」。
ハズレを2連で引いたこともあり、食べるのが怖い

ヘーゼルナッツ。開けてみて驚き。
丸々ナッツが埋め込まれており、ボコボコしている。
チョコ1かけの中に4つのヘーゼルナッツ


中々の絵力。

これは期待が持てる、、、

味は、、、「普通に美味い」
感動はゼロだけど、美味い。

比率的にナッツとチョコが半々なので、甘さに飽きることもない。
十分に推せる。
ただ個人的には、明治のマカダミアナッツチョコの方が好きかな

[usrlist 甘さ:3 “衝撃度:1” フレーバーとの相性:4]

エントリーNo.6「アーモンドクランベリー」

こちらも冬季限定フレーバー。
食う前からわかるもん、絶対危ないやつ

僕は一度「ベリー」で痛い思いをしている。
「季節限定フレーバー」×「ベリーフレーバー」=death

香りは、シナモンのような、松のような、、、
震えながら、一口。

「うん、嫌なスパイスの味がする」

日本ではなじみのないスパイス調味料の味。
“松っぽい味”が前面に出てて、ベリーは不在。
化学の味はしないけど、自然の嫌味を感じる。

フィンランドに来て学んだこと「ベリーフレーバーに気をつけろ。」

[usrlist 甘さ:3 “衝撃度:4” フレーバーとの相性:1]

エントリーNo.7「ビター」

正直に告白しよう。
チョコにメンタルをやられるとは思っていなかった。
僕はここまでで、彼らに痛めつけられライフがゼロになろうとしていた。

そこで遭遇「ビターチョコ」。カカオ47%。
「ビター」が美味しくなかったらFazerに抗議デモを起こさなければならぬ。

香り、よし。先ほど食べたリンゴ味と同じ匂い。
危険なしと判断、早速かぶりつく。

「うメェ」

ため息が漏れる。
僕はようやく、味噌汁以外のオアシスを見つけた。

最近日本で流行りの「高カカオチョコ」
それと近い。

だが違いは、砂糖を潤沢に使っていること。程よく甘い。
日本の高カカオって苦いことが多い。体には良さそうだけど、どこか満足できない感じ。

一方こちらはビターだけど甘くて、食べやすい。
分厚い分、食べ応えも満点。幸せ。

[usrlist 甘さ:2.5 “衝撃度:2” フレーバーとの相性:4]

エントリーNo.8「Avec」

Avec「意味:(フランス語で)愛し合う二人」

パッケージから察するところ、「板チョコ」と「マーブルチョコ」が愛し合っている模様。
チョコ同士で愛し合って「どうすんねん」

でも、チョコのなかにチョコを入れるという発想、新鮮だ。
どれどれ、君たちの愛の力、見せてもらおうじゃないの。

「!!!!!」

予期せぬミント味、どうやら白マーブルが発信源。
口いっぱいにミント畑が広がる。

マーブルチョコの食感はそこまで感じない。
もっと主張してくると思っていたのに。

二人がうまく調和しているのを感じた。
僕はそこに熟練の夫婦の阿吽の呼吸を見た。(だんだんレビューが雑になってます。すみません。)

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:3” フレーバーとの相性:3]

エントリーNo.9「ライトミルクチョコレート」

なんて無難そうなチョコレートだ。
無難をこれほどありがたく思ったことはない。

一口食べて、自然に笑みが溢れる
無駄な装飾がない分、カカオとミルクのシンプルな味が際立つ

分厚いチョコレート、チョコの厚みは幸せの厚み。

若干甘すぎる気がする、、、がここまでのメンツだと上位に食い込みそうな味。

[usrlist 甘さ:4.5 “衝撃度:2” フレーバーとの相性:4]

エントリーNo.10「Geisha」

今大会、一番のダークホース「Geisha」

Geishaって芸者だよね。この日本人へのリスペクトが感じられる名前、自然と期待も高まる。
味は「ミルクチョコwithヘーゼルナッツフィリング」

Google先生によると、このフレーバーは1962年から発売されているロングセラー商品だとか。
パッケージも淡いピンク色でチャーミング。

「うぅ、これはうまい、、、」
一人でうなってしまった。

チョコの中にはヘーゼルナッツを砕いたフィリング。
ナッツのサクサクとした食感は残しながらも見事にチョコと調和している。

これはいわばナッツとチョコの”合作”だ。

こいつだけは、食べる手を止められず、一列分、一気に食べきってしまった。
ロングセラーにはそれだけの理由がある。

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:5” フレーバーとの相性:5]

エントリーNo.11「ジンジャークッキー」

もうこのまま、美味しい口で終わりたい、僕の切実な願い。
しかし、「King of Fazer」を決めずして、残りの参加者を放棄することは僕のプライドが許さなかった。

ということで、お次はジンジャークッキー。不安の残る「冬季限定フレーバー」のラスト3つ目。
北欧のクリスマスにスパイスたっぷりで焼き上げる「ジンジャークッキー」はマストだとか。

「クッキーのままでいいじゃん、チョコと混ぜる必要ないじゃん」
そういうナンセンスなツッコミはお断りだ。

僕はまだ見ぬジンジャークッキー×チョコレートのコラボレーションに思いを馳せる。

匂いチェック。
かなり強烈な「ジンジャー」と「スパイス」の香り。

割ってみるとクッキーが潤沢に練り込まれていることがわかる。

それでは一口いただきます。

「サクサクサク」
食感はたけのこの里に近い。クッキー生地にチョコレート。ほのかに香るスパイス。

生まれてからこの方、ジンジャークッキーを食べたことがなかったが、
これはいける!!

主張すべきところで主張し、押さえるべきところでは出しゃばらない、、、
つまり、このジンジャークッキー「協調性」がある。

こいつとは仲良くなれそうだ、そんな予感がした。

[usrlist 甘さ:3 “衝撃度:4” フレーバーとの相性:4.5]

エントリーNo.12「キャラメルポップコーン」

初回に食べたキャラメル味、に対してこいつはキャラメル「ポップコーン味」
そこにどんな違いがあるってんだい。

割ってみる。
キャラメルらしき破片が埋め込まれている。

香りは甘い。

口に放り込んだ瞬間、弾けた!ポップコーンが。
目の前にTOHOシネマズの劇場が広がる。

これには面を食らった。噛んですらいないのに、ポップコーンの世界に誘うあたり再現度が高い。

噛んでみる。ジャリジャリとキャラメル味の砂糖粒
口いっぱいにキャラメル味が広がる。

「あれ、どこかで食べたことのある味がするぞ、、、、、」

ひたすら悩んでようやく気づいた。

「ホリのとうもろこしチョコの味だ!!!!」(わからない方ごめんなさい。北海道の名物お土産)

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:4” フレーバーとの相性:4]

エントリーNo.13 「Lontoo Rae」

こいつは未知の存在。「Lontoo Rae」、翻訳したけど、それが何を指すのかわからなかった

あぁ、、、苦手なにおい。八角みたいな強いにおい。

一口噛んで悶絶する。
吐き出したい衝動にかられる。
これは未知との遭遇。今まで食べたことのない不思議な味がする。

想像していたサクサク食感に反して、ネチッとした食感。
よくわからない物体。
そいつがスパイス味をばら撒いている。

結局、最後まで「Lontoo Rae」が何かわからずじまい。
ごめんなさい好きになれませんでした。

(好きな人は好きだと思うが、大抵の日本人は苦手なのでなかろうか)
グリーンボールと熾烈な最下位争い。

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:5” フレーバーとの相性:1]

エントリーNo.14「バナナ」

実はこいつだけ曰く付きフレーバーだ。
レシートを見て気づく。
他のチョコは3ユーロ近くするのに対し、こいつだけキャンペーンで1ユーロ。

絶対に何かある、、、、さては売れ残りか?

パッケージに書かれていた文面『Totally bananas』(完全にバナナ)が僕の不安をさらに煽る。
どうかLookのバナナ味であってくれ
一口がぶり。

ベースは普通のチョコ
中に丸いキャンディーグミが入っている
そいつを噛むとバナナの香りと味が広がる。

ただここで残念なお知らせ。
このキャンディー、化学の味がします。

こちらケミカルバナナ。
よって勝者Look。

[usrlist 甘さ:4 “衝撃度:3” フレーバーとの相性:2]

エントリーNo.15「プレーン」

最後まで残り続けたプレーン味。
洗練された青と金色のシンプルなパッケージに王者の風格が漂う。

「ああ、ついに15枚目まで辿り着いたか。」
感慨深い。

僕は今まで数々の変化球チョコレートと格闘してきた。
ボロボロに傷つきながらここまで駆け抜けてきた。

期待を大きく裏切るフレーバーたち。
彼らと接するうちに、僕はいつしか、チョコを食べることに恐れを抱くようになっていた。

「もう、怯えなくていいんだ。」
最後は正々堂々ストレート勝負。
いただきます。

「simple is best、、、、」

口をついてでた。
そうさ、最初から本物は着飾る必要なんてなかったんだ。

[usrlist 甘さ:4.5 “衝撃度:1” フレーバーとの相性:5]

食べて気づいたこと

①「一部フレーバーに化学味を感じた」
→フィンランドは添加物規制が厳しい国だと思っていたので、衝撃。

②今まで食べたことのない、エキゾチックなフレーバーあり
→日本で味覚形成された我々には受け入れ難い(少なくとも私は)

③Simple is best & 鉄板 is best
→下手な挑戦は身を滅ぼす。

15フレーバーランキング

最後に独断によるランキングを紹介します。

————(絶対次も買う)

1st「Geisha」

2nd「プレーン」

3rd「ビター」

———(また買ってもいいかな)

4「ジンジャークッキー」(冬季限定)

5「キャラメルポップコーン」

———(機会があれば)

6「ライトミルク」

7「ヘーゼルナッツ」

8「リンゴ&ヘーゼルナッツ」(冬季限定)

9「キャラメル」

10「Avec」

———(もう買わない)

11「バナナ」

12「ラズベリー」

13「アーモンドクランベリー」(冬季限定)

14「グリーンボール」

15「LONTOO RAE」

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