「フィンランドへ観光にいくけどwifiってどうすれば使えるの？」
「wifi費用はおさえたい、けど面倒くさいのは嫌だ」
この記事は、そのような方へ向けて書いています。
フィンランド長期滞在中の僕が、心からおすすめできるwifiを教えます。
また、設定の手順を画像付きでわかりやすく解説しました。
この記事を読めば、フィンランドでの快適なwifiライフが約束されるでしょう。
結論「結局、どのwifiがおすすめ？」
早速結論から、フィンランド観光でwifiを使いたいのなら「simカード」一択です。
カードを現地で購入し、自身のスマホに差し込むだけでwifiが使えるようになります。
現地人もたいていsimカードを利用しています。
そもそもどんな選択肢があるのか
他の選択肢も紹介しながら、なぜその中で「simカード」がおすすめなのか説明します。
フィンランドでwifiを利用したい場合、主な選択肢は4つです。
1.フリーwifi
2.日本の契約会社をそのまま使う
3.レンタルwifi
4.simカード
フリーwifi
フィンランド国内には「空港」「駅」「カフェ」などの施設で無料提供されているwifiが多くあります。
それを利用するのも一つの方法でしょう。
メリット
・無料
デメリット
・安全性が脆弱
・設定が難しい→接続のための説明は全てフィンランド語です。泣きそうになります。
・常に使えるわけではない→田舎へ行くと、使えない可能性大です。
こんな人におすすめ
・ネイティブ並みにフィンランド語を使える人
・「金欠すぎて、wifiに払う金はねぇ」という貧困の民
日本の契約会社をそのまま使う
日本で契約している携帯会社（au、softbank、docomo）のwifiをそのまま使う方法です。
メリット
・何も設定する必要がない
→海外に行っても「現地の提携会社のwifi」が使えるように設定されています。
（これをデータローミングと呼びます。）
デメリット
・目ん玉が飛び出るほど高い（相場は1日あたり2,000〜3,000円）
こんな人におすすめ
・「面倒ごとは一切嫌」というのび太くん
・「お金はいくらかかっても気にしない」というマダム
レンタルwifi
海外でポケットwifi（wifiを飛ばす小型の機械）を利用する方法。
メリット
・複数人で共有できる
・説明が日本語
→日本で事前に借りていけば、当たり前ですが、日本語の説明で設定できます。
デメリット
・simカードに比べると高い（1日1,000円ほど）
・通信制限がある
→動画を見ると、一瞬で通信制限がかかります。
こんな人におすすめ
・10人家族で旅行に行く予定のビッグダディ
・外国語と聞くだけで発作が起きてしまう人
simカード
現地で購入したsimカードをお手持ちのスマホに差し込む方法。
メリット
・衝撃の安さ（7日のプランで約1,300円）
・速い＆通信制限なし
・デザリング可能（パソコンやタブレットでもwifiを使える）
デメリット
・購入＆設置の指示が英語
（英語アレルギーの方、このあと日本語で丁寧に説明するのでご安心を！）
こんな人におすすめ
・フィンランド観光にくる全ての人々
⚠️simカードを使う上での注意点（必読）⚠️
ここでは「simカードを使う前にやる必要がある二つのこと」について解説しています。
この記事で一番大切なところですので、飛ばさず読んでください。
Ⅰ お手持ちのスマホの「simロック」を解除する
大手携帯会社（au、docomo、softbank等）と契約しているスマホには「simロック」がかかっています。難しく聞こえますが、要するに、「自分以外の携帯会社と浮気させないために、拘束すること」を意味します。ロックを解除しないとせっかくsimカードを購入しても使えません😭
まずはこのロックを解除しましょう。
なお、simロックを解除したことによって不都合が生じることは一切ありませんのでご安心ください。
simロック解除方法はこちら↓（契約キャリアごとに手順が異なります）
au
docomo
softbank
Ⅱ 国際データローミングを解除する
「うわ、また横文字だよ」と思った方、大丈夫難しくありません。これは日本で契約している携帯会社のおせっかいで、海外に行っても「現地の提携会社のwifi」を使えるというサービスです。
一見親切そうに見えますが、ものすごい料金が高いです。
これを解除せずにwifiを使うと帰国後、ありえないほど高額請求されるので注意が必要です。
（僕の友人は解除忘れで1万円ほど失っていました）
データローミング解除方法
iphoneの場合
①「設定」をタップ
②「モバイル通信」をタップ
③「通信のオプション」をタップ
④「データローミング」をオフにする
Androidの場合
①「設定」をタップ
②「モバイルネットワーク」をタップ
③「モバイルデータ通信」をタップ
④「データローミング」をオフにする
購入の仕方
さぁ、皆さん、日本の携帯会社の束縛から解放されましたでしょうか？
ここからは、フィンランド到着後、どのように「simカード」を手に入れるのか、の解説になります。
Step1「空港内でR-kioskiを探す」
simカードは「R-kioski（コンビニ）」で購入できます。
空港はそれほど広くないのですぐに見つけられるでしょう。
早朝から開いているので安心です。
Step2「レジのおじさんにsimカードが欲しい旨を伝える」
空港のレジ店員さんは観光客なれしているので、「I want a SIM card for traveler. 」と話せば、すぐに伝わります。英語が本当に無理という方は「プリーズ シムカード」で通じます。（経験談）
＊今回私はR-kioskiで入手可能な「DNA（会社名）」のsimカード「DNA supre prepaid」を購入する方向で話を進めております。他の会社を選択しても料金や購入までの流れに大きな違いはありません。
Step3「プランを決める」
wifiのプランを指定する必要があります。
7日・30日・30日（5G）90日のプランがあります。
参考までに
●7日プラン→7.9ユーロ（約1,320円）
●30日プラン→24.9ユーロ（約4,160円）
●30日（5G）プランの30日→34.9ユーロ（約5,830円） *1ユーロ＝167円で計算/2024年5月現在
Step4「料金を支払い」
代金は先払いです。
指定したプラン分、代金を支払いましょう。
現金、クレカどちらも利用可能です。
購入後の設定
さぁ、あと一息です。最後に購入したsimカードをスマホに入れ、スマホでチャチャっと設定をすれば利用できます。
こちらが購入したsimカード。
中には「simカード本体」「simピン」「取扱説明書」が入っています。
スマホへの挿入方法
それではスマホにsimカードを入れていきましょう。
①まずは電源を消し、機内モードを解除しましょう
②スマホの周りに「simカード用のトレイ」と「小さな穴」があります。
トレイ横の「小さな穴」にsimピンを差し、トレイを開けましょう。
③トレイに、台紙から切り離したsimカードを置き、トレイを戻しましょう。
＊スマホに元々入っていたsimカードは絶対に無くさないように保管しましょう。
帰国後また使います。
④差し込み後、スマホの左上にDNAの文字が表示されていれば大丈夫です
⑤スマホによってはこの後、PINコードの入力が求められます。その場合は、simカードを切り離した台紙裏面のPINコードを入力しましょう。（銀色のテープを剥がせば見られます）
アプリでの設定方法
最後にアプリで初期設定を済ませれば完了です。
①DNAのアプリをこちらからダウンロードします。
（ダウンロード時は空港のフリーwifiが使えます）
②電話番号を入れるよう指示が出るので、simカードを切り離した台紙裏面を見て、確認＆入力しましょう。
③SMSで登録コードが送られてきます。そのコードをアプリに打ち込みましょう。
これでwifi開通です！！お疲れ様でした。
wifiが残り何日使えるかは、アプリで常にチェックできます。
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